ラルナカ・ビエンナーレ2023成果報告展
このたび、キカ・ギャラリーでは、キプロス共和国で開催された『ラルナカ・ビエンナーレ2023』の報告展を開催いたします。本展は京都での発表ののち、東京のHIGURE17-15.casへと巡回いたします。 6名の作家で構成された本グループ展は、歴史的リサーチや伝統工芸の実践を土台としながらも、複雑に絡み合う土地と人々の記憶といったテーマへと繋がってゆきます。
Text : 黄 韶安(コウ・ショウアン)
本展は「ラルナカ・ビエンナーレ2023」別会場である美術館(Kallinikeio Municipal Museum of Athienou)で開催されました。工芸、地図、絵画、言語、歌など、豊かな文化背景の中でアーティストが得た経験を、この機会にぜひ体感してください。
1982年台湾生まれ、ブレーメン(ドイツ)在住。2000年にパ リに移り、2002年にリヨン国立高等美術学校に入学。2005年 にライプツィヒのライプツィヒ版画製本芸術大学に入学後、 2007年にロンドンのチェルシー・カレッジ・オブ・アートで 修士号を取得。2010年、ベルリン芸術大学インスティテュー ト・フォー・アート・イン・コンテクストのプロジェクトに 参加し、2012年、ベルリン・ヴァイセンゼー美術大学でマイ スターシューラーを取得。
Missread HKW(ベルリン/ 2022年)、Papier Marché、 Steirischer Herbst(オーストリア/ 2021年)、einBuch haus Berlin(ベルリ/ 2020年)、台北市立美術館(2016年)、台北 ビエンナーレ(2014年)、関渡美術館(台北, 2013年)、ア ンスティチュ・フランセ・ベルリン(ドイツ/ 2012年)で作品 を発表している。